弥生時代のお兄さん

この度、鳥取県の青谷上寺地遺跡(あおやかみじち遺跡)から出土した、1800年前の弥生時代の人骨が、鳥取県の事業により復元されました。

 

髪の毛の色や、瞳の色などDNA鑑定により忠実に再現されているそうです。DNA型の分析によると、年齢は30〜40代、髪の毛が太い男性で、彼の父親は縄文系、母親は渡来系でした。

 

この復元が意味するものは、今から1800年前には、大陸や南方から人びとが日本に渡ってきて、様々な血が入り混じっていたということであります。

 

昨年は大学の研究室による実証実験があり、台湾から沖縄に丸木舟で渡る事に成功しました。

 

その他、日本海側の各地は大陸との交流が盛んで、人、物、文化的な遺物が発掘調査により出土されています。

 

日本は単一民族でありながら、様々な民族の血が入り混じり、すでに聖徳太子の時代には「和を以て尊しとなす」の思想が定着したのだと思います。

 

復元されたお顔をよく見ると、現代の私たちとあまり変わらない気がします。逆に江戸時代のチョンマゲ姿の方が、昔っぽく感じられるから不思議ですね。

 

なお、この復顔模型は「あおや郷土館」で展示されています。