ANAとJAL

 

これは実際にあった有名な話ですが、

 

平成のある日、ロンドンのヒースロー空港が雪に包まれ、航空機の離発着が出来ない状態になりました。

 

空港に停まっている沢山の飛行機は、除雪作業をしなければターミナルから離れられません。

 

そしてたくさんの乗客が、飛行機の中や空港ターミナルの中で、除雪作業が終わるのを待っていました。

 

このようにどの飛行機も停止している中、しばらくすると尾翼に鶴のマークの飛行機(JAL)が動き出し、みんなの見ている前で離陸して行きました。

 

そしてすぐに、青い尾翼の飛行機(ANA)が後を追うように離陸して行きました。

 

当時、ロンドン・ヒースロー空港に居た人たちは、なぜ日本の飛行機だけが離陸できたのか不思議に思いました。

 

後に、疑問に思った人が日本の航空会社に、あの雪の中、日本の飛行機だけがなぜ離陸できたのかを問い合わせたところ、驚きの答えが返ってきました。

 

それは、日本の飛行機は、パイロットやCAさんたちが、みずからスコップで飛行機の周りの雪かきをして飛行機が通る道を作り、やっと離陸することが出来たのだそうです。

 

乗客の皆さんを早く目的地までお連れしたいという、機長やクルーの思いがそうさせたのだと思います。

 

誰かのために頑張る、人のためにこそ努力するという、これこそ日本人が長い歴史の中で培ってきた「利他の心」だと思います。

 

皆様におかれましては、コロナが終わり、もし海外旅行に行くことがございましたら、出来るだけ日本の航空会社をご利用頂ければ幸いです。