悲しい宮古島でのヘリ墜落
この度の宮古島における、陸上自衛隊のヘリ墜落事故の犠牲者の皆様、ならびにご遺族の皆様に、謹んでお悔やみ申し上げます。
一刻も早い原因究明をお願いしたいと思います。
実は、この墜落したヘリコプターの同型機は、陸海空のそれぞれの自衛隊で使われています。
しかし万が一、海に墜落した場合、海上自衛隊と航空自衛隊のフライトレコーダーは、
自動的に機体から外れ、海上に浮き上がり、位置情報の電波を発信する装置が付いています。
しかし、陸上自衛隊のヘリだけには、この装置が付いていないのが現状です。理由は「おもに陸上を飛ぶから」だそうです。
今まで防衛費を増やさなかったので、このような所に予算のしわ寄せが来たのではないかと、マスターは思っております。
1985年に御巣鷹山に墜落した日航123便は、墜落した直後は沢山の人が生きていたとの証言があります。
今回の宮古島へり墜落も、墜落直後にすぐ救助できていたら、負傷者を生きて家族のもとに帰せたのではないか、と思いました。
余談ではありますが、第二次世界大戦の時、「砂漠のキツネ」と言われたエルヴィン・ロンメル元帥は、最前線か司令部のどちらにしか居ませんでした。
「ロンメルを探す時は、司令部か最前線だ」が幕僚たちの合言葉でした。
事実、ロンメルは偵察機に乗り最前線の上空を飛び、撃墜されそうになった事もあります。モーデル元帥もしかりです。
優秀な指揮官は最前線を重視するのですね。
改めて、墜落事故に遭われた皆様のご冥福をお祈り致します。